新型コロナウイルス覚書

2019年12月 中国湖北省武漢市59人が原因不明の肺炎を発症、原因不明のウイルスを発見

ウイルス単体の正式名称：SARS-CoV-2
新型コロナウイルスによる疾患：COVID-19

2020年2月19日WHOが正式にウイルス単体の名称をSARS-CoV-2と命名。
国際ウイルス分類委員会は疾病に対してCOVID-19とし、読み方は「コビッド-ナインティーン」
COVI：Coronavirus(コロナウイルス)
D：Disease(ディジーズ)疾病の意味
19：2019年発生確認

潜伏期間について
2020年1月22日、中国国家衛生健康委員会が最大2週間と発表。
現在(5月12日時点)感染から発症までの潜伏期間は1日から12.5日（多くは5日から6日）飛沫感染と接触感染。

WHOは2020年1月31日
「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言。
WHO緊急委員会は都市や地域、各国の住民の移動に関して勧告する権限を得た。
この宣言が6例目の緊急事態宣言で、今までの緊急事態宣言は、2009年4月新型インフルエンザの流行、2014年5月ポリオのアジア、中東、アフリカでの流行、2014年8月エボラ出血熱の西アフリカでの流行、2016年2月ジカ熱の中南米での拡大、2019年7月エボラ出血熱のアフリカ中部での流行がある。

全国一斉休校
日本政府は小学校・中学校・高校・特別支援学校を臨時休校を2020年3月2日から春休みまで実施を要請。
なお、幼稚園 保育所は対象外。

ディズニーリゾートの休業
2020年2月29日(土)から

ユニバーサルスタジオの休業
2020年2月29日から

サンリオピューロランドの休業
2020年2月22日(土)から6月上旬までとされている。(5月1日現在)

2020年2月17日 政府の新型肺炎の専門会議病院への受診や相談の目安を公表
それに先立つ16日の専門家会議後の会見で、同会議座長の脇田隆字氏は「なるべく感染しないような行動が必要」と、テレワークの促進や時差出勤、不要不急の外出を控える必要性に関して言及。

新型コロナウイルス感染対策として2月後半から、在宅勤務をすすめる大手企業が増え、小中高の休校もあり、テレワークや在宅勤務が注目される。

菅房長官は2月17日専門会議で、感染拡大を防止するために大規模な集会・イベント自粛の意見は出なかった。開催の判断は基本的に主催者が行うべきと述べた。
2月23日の即位後初の天皇誕生日の一般参賀中止。
3月1日の東京マラソンは一般参加者の出場を取りやめ、エリート選手ら約200人で実施。

ダイアモンドプリンセス号
2020年2月3日に横浜港沖に到着。乗客乗員約3711人
2月6日に大黒ふ頭に着岸し、12日以降は同ふ頭にとどままる。3月1日に乗客乗員全員の下船が完了した。
712人の患者が確認、11人が亡くなる。

2020年2月13日都内個人タクシー運転手70代の感染。1月18日屋形船での個人タクシーの運転手らの新年会から一気に広がった。屋形船の従業員が中国湖北省からの旅行者の接客をしていたことから屋形船=感染源という印象になった。

WHOは2020年3月11日
新型コロナウイルスの感染拡大について、パンデミックといえると見解を示す。まだウイルスの感染拡大は食い止められる期待を持っていると発言。
パンデミックの認定は、2009年新型インフルエンザ以来約11年ぶり。


東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に対して緊急事態宣言を再発出、2021年1月8日〜2月7日（日）
東京、神奈川、埼玉、千葉、栃木、愛知、岐阜、大阪、京都、兵庫、福岡に拡大。
栃木は2月7日で解除。残りは1ヶ月延長。
大阪府・京都府・兵庫県・愛知県・岐阜県・福岡県の6府県は2月末で解除。
東京、神奈川、埼玉、千葉は3月21日まで再延長。